2009年07月12日(日)
トロンボーン・ウォームアップ・ワークショップ&懇親会、終了!
(札幌市東区民センター)
Warm-Up Workshop was successfully finished!
(Higashi-Kumin Center, Sapporo)
7月12日(日)14時より札幌東区民センターにおいて、ウォームアップをテーマにしたワークショップを開催しました。企画が急だったにもかかわらず、トロンボーン専攻の学生・受験生のみなさん、バンドやアンサンブルで活動されている愛好家のみなさんを含む、およそ20人もの参加者が集まってくれました。
自分が育った地元・札幌のトロンボーン・プレーヤーの役に立てることを見つけたい、プレーヤーのみなさんと交流をはかり、昨今はどんな活動をどんな意識で行っているのか、どんなものを欲しているのかを知りたい、という動機で開催を決めたこのイベント。地元で活躍するWくんの心強くすばやいサポートを得て、実現することができました。
初めての試みということもあり、お互いの反応がわかりやすく質問や疑問点などが十分に出されるように、私側と参加者側の距離をできるだけ縮めてセッションを行いました。
前半のウォームアップは、ウォーム・アップという行為のそもそもの存在意義や、演奏者としての活動におけるウォームアップの重要性や効能を紹介するところにはじまり、“トロンボーンを演奏する”という作業がどんなもので構成されていてそれらがお互いにどんな関係で影響しあっているか(演奏がどんな構造になっているか)を理解したうえで、演奏に必要なパーツをひとつひとつ確認し、それらをコーディネートして〜組み合わせていくように、エクササイズ(トレーニング)を配置しました。せっかく楽器を持って集まってもらい、終了後には懇親会も予定されていたこともあるので、説明を交えながらも、貴重なセッションの時間が単なる“口頭説明会”にならないよう、ストレッチや体操、ブレスやアンブシュアのエクササイズなど体を動かすところからはじまり、リズミカルなフレーズをたくさん演奏してもらいました。
一通りのウォームアップを実際に体験してもらい、グイグイ付いてきたエネルギッシュな人、エクササイズがきつかったという人など様々でしたが、「一見理論的なことが体験や説明をとおしてスッと入ってきた」「今までなかなかやり方がはっきりわからなかったエクササイズの重要なポイントがわかった」などの感想をいただきました。
夕方からはすすきのに移動して、懇親会までセッティングしていただきました。高校時代に札幌でいろんなコンサートを観にいった当時、あのステージに載っていらっしゃった方々とはじめてお会いしてお話しすることができたり、札幌で活動されているアマチュア奏者のみなさんとトロンボーンのお話をすることができたり、若い受験生や音楽専攻生のみなさんに質問攻めにあったりと、一晩ではとても足りない、有意義な時間となりました。後日に改めてレッスンをする約束になった方もいらっしゃいました。
今後とも、微力ながら北海道のトロンボーン界を盛り上げていけたらと思います。みなさん、今回はお集まりいただきありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています!! |