EUROPEAN TROMBONE FESTIVAL "SLIDE FACTORY" 2009
was super successful!!!
“トロンボーン王国”オランダで2年に一度のトロンボーンの祭典、ヨーロピアン・トロンボーン・フェスティヴァル「スライド・ファクトリー」2009が、去る2009年3月26〜29日、オランダ・ロッテルダムのDe Doelenおよび市内で盛大に行われ、なんと延べ11,111人もの参加者を集め、大成功・大盛況のうちに終了しました。期間中は合計24のイベント(コンサートやクリニックを含む)を数え、11の世界初演を見事に成功させ、期間中・終了の翌日にはオランダ国内のすべての大手新聞がこのフェスティヴァルの大成功を大々的に報じました。
The Previous Day (Wednesday 25 March)
【3月25日(水) 〜フェスティヴァル開幕前日】
この日の夕方に一時帰国中の日本からオランダに到着した私は、スーツケースや鞄を背負ったまま、空港から直接、マスタークラスやリハーサルの会場となっている私の母校・ロッテルダム音楽院に向かいました。
到着すると、ニュー・ヨーク、リヨン、ローザンヌ、ベルリン、ロッテルダムの学生が、Joe Alessi, Michel Becquet, Jorgen van Rijen, Stefan Schutz各講師のレッスンやマスタークラスを受講している時間帯でした。音楽院5階のカンティーンには、休憩をとる学生たちや講師陣のほか、翌日からフェスティヴァルに参加する多くの人たちもすでに集まっており、はるばる日本からやってきて時差ぼけで眠いはずの日本人参加者の皆さんもおり、果敢に英語でコミュニケーションをとっていました。レッスン・マスタークラスの終了後には、New Trombone Collectiveや講師陣たちがそれぞれにリハーサルを行いました。
談笑する“スター”たち。
右からMichel Becquet, Jorgen van Rijen, Stefan Schulz, 背中はJoseph Alessi, Pierre Volders各氏。
New Trombone Collectiveのリハーサル(ロッテルダム音楽院6.35室)。
左からAlexander Verbeek, Martin Schippers, Nico Schippers, Mark Boosntra, Brandt Attema各氏。
世紀のカルテット、デビュー直前リハーサル!(ロッテルダム音楽院5.22室)
左からJoseph Alessi, Jorgen van Rijen, Michel Becquet, Stefan Schulz各氏。
リハーサルは22時まで続き、多くはそのままダッチ・バー"Opa"へ。フェスティヴァル前夜にして、バー店内はすでにトロンボーン奏者だらけ。フェスティヴァルのゲストスターたちやNTC,世界各地から集まった学生たちも混ざって、大騒ぎの“前夜祭”です。翌日からのフェスティヴァルに向けて、チャージ完了、というところでしょうか。
【3月26日(木)〜フェスティヴァル第1日】はこちら |