EUROPEAN TROMBONE FESTIVAL "SLIDE FACTORY" 2011
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東日本大震災から1ヵ月後の2011年4月14〜17日に行われた、オランダの2年に一度のトロンボーンの祭典、ヨーロピアン・トロンボーン・フェスティヴァル「スライド・ファクトリー」2011が、オランダ・ロッテルダムのDe Doelenおよび市内で盛大に開催されました。
震災直後にもかかわらず、日本からは4名が参加。ヨーロッパ各地からの参加者と合わせると日本人は計8人にのぼりました。フェスティヴァル期間中にはA SONG FOR JAPAN (S.フェルヘルスト作曲)がロッテルダム・チューリッヒ・ハノーファーの音楽院のトロンボーンクラスの合同アンサンブルによって世界初演され、翌日のフェスティヴァル参加者全員による野外スペクタクルでも再演されました。フェスティヴァルに間に合うようにA SONG FOR JAPANのTシャツとステッカーを用意し、フェスティヴァル側の配慮でブースを設けて販売をさせてもらうことができました。日本人参加者のみなさんには野外スペクタクルの際の募金集めにも加わっていただき、4日間で約15万円の義援金が集まりました。
(写真:フィラデルフィア管弦楽団=当時のニッツァン・ハロズ氏を囲んで)
The Previous Days (11-13 April)
【4月11日〜13日 〜フェスティヴァル開幕前日まで】
前回のフェスティヴァル同様、期間前にすでにロッテルダム入りしていたロッテルダム、チューリッヒ、ハノーファーの各音楽院・音楽大学のトロンボーンクラスの教授陣と学生たちは、5月にプラハの春国際コンクール(チェコ)が控えていることもあり、ソロのマスタークラスを中心に、ウォームアップセッション、アンサンブルのリハーサルなど充実した時間を過ごしているようでした。
チューリッヒ音楽大学教授、トーンハレ管弦楽団首席トロンボーン奏者の
ダヴィッド・ブルシェ氏によるマスタークラス。
ハノーファー音楽大学教授、ヨナス・ビルント氏によるヨガ・ウォームアップ・エクササイズの講座
ヨナス・ビルント氏によるマスタークラス
ロッテルダム音楽院教授、ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団首席トロンボーン奏者の
ユルゲン・ファン・ライエン氏によるマスタークラス
ロッテルダム、チューリッヒ、ハノーファーの3クラス合同アンサンブルのリハーサル!
長い一日が終わったら、ロッテルダム歴代のトロンボーン吹きたちが通い詰めた
デルフスハーフェンのレストランに集合!
Day 1 (14 April)
【4月14日 フェスティヴァル第1日】
アメリカ、フィラデルフィア管弦楽団首席トロンボーン奏者のニッツァン・ハロズ氏が到着。
マスタークラス!
間近に迫るプラハの春国際コンクールへ備える学生たちのためのトライアウト!
日本から参加、今夏にアムステルダム音楽院を受験する予定の佐藤太一くんが、
特別にヨナス・ビルント氏のレッスンを取り付けました!
オープニングコンサート開演前のDe Doelenのロビー
Day 2 (15 April)
【4月15日 フェスティヴァル第2日】
ニッツァン・ハロズ氏によるウォームアップセッション。数百人が参加!
ハノーファー音楽大学教授のヨナス・ビルント氏、チューリッヒ音楽大学教授の
ダヴィッド・ブルシェ氏による、教育に関する対談。
Day 3 (16 April)
【4月16日 フェスティヴァル第3日】
Day 4 (17 April)
【4月17日 フェスティヴァル第4日】
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